以前から気になっていた博物館、そして、今回ブログで情報を収集してみたところ、たくさんの方からも勧められたのが両国にある「江戸東京博物館」。（3月２４日現在、東日本大震災の影響により休館しているそうです）

大江戸線両国駅から出てすぐにある近代的な建物。そして近くの建物の隙間からは、、、、



話題のスカイツリーが見えました！博物館に行った日に確か「613m達成！」というニュースが流れていましたが、こうして遠くからみるとその高さが実感できないんですね～。トラーパニ近くのエリチェの山が750mなので、それに近い高さの塔、、、と考えると異常に高いんですけどね（汗）

さて、エドミュージアム。入館してすぐに目に入ってきたのが昔のお屋敷のジオラマ。



説明と共にお屋敷の配置図もあって、木造建築の構造が説明を読まなくても一目でわかるようになっています。外国人にはひじょーにわかりやすい。ジオラマはお屋敷内部の屏風や床など、細部に渡って細かく再現されています。日本人の私がみてもわかりやすく面白いです。



こちらは江戸幕府時代の町民の生活のジオラマ。これ、肉眼で見ても面白いのですが、、、、



備え付けの双眼鏡でみると更に面白い！建物や人物が本当に精密に作られています。昔の生活を垣間見ることができます。



日本といえば、、、サムライ。私のイタリア人友人、サムライ好きのG君が見たらたまらないんだろな～、、、（笑）しかし、現物は本当に重そうです。こんなものを着て戦をしていたのでしょうか？重すぎて動けなさそうです。



16世紀あたりの陶器です。中国経由だそうですが、やっぱりこの時代は青い絵付けが主流なんですね。（シチリアもそうでした）



エドに関する様々な展示がされているのですが、この博物館が楽しいのは「立体的であること」。ただ単にモノを展示するだけではなく、当時の様子をイメージさせてくれるようなワクワク感があります。C氏も

「新しいタイプのムゼオ（ミュージアム）だね」

と言っていました。外国人でも楽しめるようにできています。



最後は一番上の階にあったレストランで抹茶とお茶菓子で締めくくり。日本文化を楽しんだ一日でした！

外国人を案内したい、、、という方、この江戸東京博物館、オススメですよん。

江戸東京博物館のホームページはここをクリック。





日本人なのに、意外と日本の事って知らないことが多い私。（知らないことだらけ？）イタリアに来てからというもの、日本にいたときにはされなかったような質問が次々と飛んでくるので、日本文化についても当時は色々調べました。そして自分の日本文化に対する無知さに自分で驚き（苦笑）今回の大震災でも色々と思うことがありました。自分が日本で生活していたときの電気がどのように発電され、どこの地区から東京にやってきていたのかも考えたことが無かった私。水資源も豊富で電力も豊富な日本、、、。シチリアに住むまでは「資源は有限」という意識があまりありませんでした。ここシチリアに住むようになってから、家の水が出なくなったり（理由は色々ですが基本的には水不足が原因です）、いきなり停電しちゃったり、ガスボンベが調理中に切れちゃったり、、、。ライフラインである、水、電気、ガス、これって限りのある資源なのね、、、と本気で考えさせられました。これから日本も資源について一人一人が真剣に考える時期なのでは、、、。