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シチリアの風景と旅、時々日常のつぶやき。*****ピックアップブロガーに選ばれました!↓のマイクをクリックしてご覧ください。
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カテゴリ:シチリア博物館&美術館( 7 )
トラーパニの伝統工芸「赤珊瑚細工」@リニーの塔博物館
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トラーパニの伝統工芸の一つ「赤珊瑚細工」。街を歩いているとあちこちの宝飾店のショーケースに赤珊瑚のアクセサリーが飾られています。

トラーパニの近海では赤珊瑚がとれるのですが、それを「細工」として伝統工芸としている街はイタリアでも意外と少なく。

「16世紀にトラーパニには優秀な彫刻家がたくさんいた」

という話を聞いたことがあります。赤珊瑚細工もその頃にトラーパニの伝統工芸となったのかもしれません。

赤珊瑚細工の中でも、もっとも貴重とされているのが赤珊瑚細工で作ったプレゼピオ。キリスト教国家のイタリアはクリスマス前になると、教会や家にキリスト誕生の風景を再現したジオラマみたいなものを飾ります。クリスマスツリーよりもピレゼピオが伝統。もちろんクリスマスツリーも飾りますが。

先日仕事で行ったリニーの塔博物館にはクリスマス時期という事で赤珊瑚細工のプレゼピオが特別展示されていました。(特別展示入場料2ユーロでした)あまり期待しないで入ったのですが、、、それはそれは、素晴らしい展示でした。

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赤い部分は全て赤珊瑚。驚くほど細工が細かく。いくつかのプレゼピオが展示されていましたが、どれもこれも思わず見入ってしまうくらい美しい。

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赤珊瑚は細工される前はテカリもなく非常にマット。これを磨き上げて更に細かい彫刻をしていくって本当に気の遠くなるような作業です。上の写真の右下は細工をするための小道具だそうです。

トラーパニにはあと数人しか赤珊瑚細工を作ることができる職人がいない、と言われています。今回の展示はそのうちの一人のプライベートコレクションだそうで。驚いたのはその人が以前に私が住んでいた家のすぐ近くにいる、という事。

こんなに小さな街でも、まだまだ知らない事がたくさんなのだな~。

いつまで展示しているかも分からない、というイタリアらしい展示会ですが、1月中にトラーパニに来る方がいたら是非覗いてみてくださいね。
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by sicilia_trapani2 | 2013-01-02 22:03 | シチリア博物館&美術館
エオリエ州立考古学博物館@リパリ島
リパリ島の中心地をグングン登っていった小高い場所にある大聖堂。そこに隣接しているのがエオリエ州立考古学博物館。この地域一体が紀元前16世紀(!)から2世紀に渡って作られたアクロポリス(都市)やネクロポリス(墓地)がある、という地域ごと考古学地区となっています。

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リパリ島には新石器時代~青銅時代に人が住み着き、ディアナ文明を開花させたそうです。その後、様々な民族がこの地を求めて定住してきたわけで。新石器時代と言えばヨーロッパでは紀元前1700年頃を指すのですが、、、、その歴史の古さと、文明の水準の高さに驚くばかりの私でした。

博物館は先史時代~青銅器時代、そしてそれ以降と建物2つに分けての展示となっています。

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館内は撮影禁止ですが、係りの人に頼んで数枚だけ撮らせてもらいました。上の写真は博物館に入場して比較的最初のほうに撮った写真。なので、新石器か青銅時代の陶器です。

昔の陶器の技術の高さと、その保存状態に驚くばかり。色も付いていたそうです。そのフォルムに美しさもため息が出るほど。

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普段、ここトラーパニでフェニキュア人が、、、ギリシャ人が、、、と説明しているわけですが、この博物館はその前の時代に文明を築いてきた人達の出土品がたくさん。青銅器時代の出土品を見終わって、建物を移動するとお馴染みのギリシャ人、フェニキュア人が登場するのですが、紀元前3世紀、、、と言われると、

「あ、新人類ね」

と思ってしまうほど、それ以前の歴史が長いリパリ島。悠久の歴史を感じずにはいられませんでした。

今、博物館でもらった資料を読み返していたら、

「最初にリパリ島とサリーナ島に人々が定住したのは紀元前4000年より数世紀遡る時期のことである」

と書かれていました。

今の私達の生活はあたかも今の時代に作られたような気もするけれど、元を正せばこの時代から続いていて、この時代の知恵を生かしている事も山ほどあるはずで、、、。いまやコンピューターがあるから複雑な計算も簡単に出来るわけですが(そのコンピューターの発明もすごいですが!)、そんなものが無かった時代に巨大な建物を築いたりしていた彼らはもっとすごい気がする事も確か。

この博物館、紀元前数世紀から始まる発掘品が展示されている建物に移動するとアンフォラと呼ばれるオリーブオイルやワインを入れるための壷がズラリ、、、と展示されています。(ここは写真を撮らせてくれませんでした)それはそれは圧巻!当時、アンフォラに入れて船に積まれてオリーブオイルやワインの輸出入を行っていたらしいのですが、船の中で配置されていたのと同じように並んでいます。しかしこの前に見た建物でたっぷりと数千年前の展示を見た後は、紀元後の文明がやたら新しく感じるのは私だけではないと思います、、、。この考古学地区一帯は16世紀にスペイン人が作ったという城壁に囲まれているわけですが、16世紀なぞ新築ですよ、新築(笑)なんだかすっごく不思議な気分に駆られました。

ヴルカーノ島でカルデラを見たときも地球の歴史をちょっとだけ垣間見た気がしましたが、この博物館では人間の歴史、、、を垣間見た気がします。

歴史に興味がある方は、この博物館とこの地域に広がるアクロポリス&ネクロポリス跡を見に行く、それだけの目的でもリパリ島に行く意味があると思います。

ちょっと固いエントリーとなった今回。次のエントリーではリパリ島の風景色々をアップします!
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by sicilia_trapani2 | 2012-09-29 16:44 | シチリア博物館&美術館
2000年間海底に眠っていた銅像を訪ねる ~踊るサテュロス博物館@Mazzara del Vallo~
トラーパニから南に下ること50キロ、シチリア南西部の街Mazza del vallo(マッザーラ デル ヴァッロ)。マッザーラという名前が紛らわしくて、「マルサラ?」とよく間違えられますが、マルサラより更に20キロほど南下したところにある街です。ここトラーパニでは「マッザーラ」と呼ばれているので、余計ややっこしい、、、(汗)

さて、この街が一躍有名(?)になったのはこんなものが海からあがったから。

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「Saturo danzante ~踊るサティロス~ 」

日本でも名古屋万博のイタリアパビリオンに展示され、その後、上野美術館でも展示されていました。何故かイタリア人友人から上野美術館展示のパンフレットをもらいました(笑)

2000年を超える海底での眠りから、奇跡的に発見されたギリシャ古代彫刻の傑作「踊るサテュロス」


紀元前3~2世紀に作られたと思われる銅像。1998年、マッザーラ デル ヴァッロから出航した漁船の仕掛けた網に偶然引っかかってきたらしく。調べてみるとそれは紀元前に作られた銅像で当時の技術を検証するにあたってとっても貴重なものであったことが発覚。2000年以上、海底に寝ていたわけだから美しい姿であったはずもなく、、、。サビや貝類などがたくさん付着していたらしいのですが、ローマの考古学修復センター(?)みたいなところで数年に渡り修復がされました。

足や腕が取れてはいたものの、紀元前の銅像がこんなに完全に近い感じで残っていたのは本当に快挙だそうです。古代ギリシャ時代の彫刻が今になって引き上げられる、、、、本当にロマンですね~。

現在は、マッザーラ デル ヴァッロの「Museo del Saturo danzante~踊るサテュロス博物館~」に展示されています。

数年前に私も見に行きました。サンタ エジディオ教会を改造して作られたという博物館はイスラム風の赤いクーポラがポコっと乗っかっている小さな教会。小さな入り口を入って中に入ってみると、、、中もちっちゃかった(笑)踊るサテュロス博物館というだけあって、展示されているものはそれに関するものばかり。同時代の陶器やアンフォラ(壷)などが展示されていて、踊るサテュロスの修復風景を撮影したビデオなどが流れています。

そして、最後にお出ましするのが、、、ジャン!と写真を載せたいところでしたが、完全撮影禁止のこの博物館。なので実物の写真は手元になく、、、。こちらこちらをご参照くださいませ。

銅像は肉眼で見ると曲線が本当に美しく。手と足がなくても躍動感が伝わってきて、目の前で本当に踊っている姿が目に浮かぶようです。サテュロスは酒の神バッカス(=ディオニュソス)の従者とよく言われますが、酔っ払って陽気になって踊っていたのでしょうか、、、。ちなみにサテュロスは半獣神で山羊の角・耳・脚,あるいは馬の尾を持っている、、、といわれていました。なかなか想像が難しいのですが(汗)

マッザーラ デル ヴァッロはギリシャ遺跡のあるセリヌンテ近く。シチリアを車で回ろう!という方、古代ギリシャ時代に興味がある方、是非足を運んでみてください。小さな博物館ですが、古代ギリシャ時代のシチリアがいかに優れた技術を持っていたかを垣間見ることができます。

<博物館データ>
Il museo del Satiro Danzante
住所: Piazza Plebiscito(Chiesa di Sant'Egidio)
TEL: 0923 933917
開館時間: 09.00 - 18.00

*データは2011年7月時点のものです。訪れる際には改めて開館時間、休館日を確認してくださいね!
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by sicilia_trapani2 | 2011-07-07 20:39 | シチリア博物館&美術館
シチリア西部のお宝がいっぱい!州立ペポリ博物館(Museo Regionale Pepoli) その2 イタリアマヨルカ焼き編 sanpo
さて、州立ペポリ博物館その1の続きです。

この博物館の目玉は「その1」でご紹介しましたが、、、私がもっとも気になるのは16~18世紀のイタリア各地のマヨルカ陶器コレクション。この写真達がアップしたくって、その1とその2に分けた私(笑)

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↑ ヴェネツィアのマヨルカ焼き。鮮やかな黄色と青がまさにマヨルカ焼き~~~。シチリアには聖人が描かれたデザインのものは少ないのですが、イタリア中部~北部では聖人や人間がデザインされたものが多いです。

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↑16世紀のファエンツァ(@エミリアロマーニャ州)のマヨルカ焼き。

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↑ こちらも同じく16世紀のファエンツァの焼き物。

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↑デルタ(@ウンブリア州)、こちらも16世紀のコレクション。天使の周りにいるのは首が長~い妖怪か!?(笑)釉薬の白の部分と黄色の比率が高いカワユイ作品ですね。

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↑モンテルーポ(@トスカーナ州)。1665年と正確な年号が残っていますが、非常に保存状態がいい一品です。

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↑ローディ(@ロンバルディア)。青の絵付けが美しい。いかにも北~~~という雰囲気がかもし出されていますね。

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↑これ、18世紀のナポリ、、、、?札をみるとナポリの後に「?」が(笑)多分、、、という事なんでしょうが、ふたのとってもレモンだし、やっぱりナポリか??

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↑シチリアにやってきました!トラーパニのマヨルカ焼き、16世紀頃。「M.P」はお祈りの最初の言葉らしく、やはりシチリア、宗教心が厚い。

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↑ カルタジローネの18世紀のマヨルカ焼き。

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↑ シャッカ、17世紀の作品。

イタリアのマヨルカ焼きと言えば、スペインからマヨルカ島を経由してイタリアに伝わってきました。イタリア全土にさまざまな陶器の街があるわけですが、、、詳しくはこちらのページをご覧ください♪

個人的にシチリアのざっくりした感じのマヨルカ焼きが大好きで、あちこちの街に行っては密かに買い集めている私。色々なお店で昔の原画を見せてもらったりして楽しんでいる私ですが、こうしてイタリア全土の古い陶器を見るチャンスは滅多にありません。こんな小さな街の博物館でお宝発見!の気分でした。

イタリアには全土に小さいけれどクオリティーの高い博物館や美術館がたくさんあります。それだけ昔のものがたくさん残っている、、、という事でしょうね。大きな美術館で名作を鑑賞するのも良いけれど、小さな街の博物館でマニアな発見をするのも楽しいですよ♪

陶器を鑑賞して外にでてみると、相変わらず美しい修道院の2階部分回廊。

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椰子の木がやっぱり南国チック。

ペポリ博物館の入り口はこの教会正面入り口右側です。


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by sicilia_trapani2 | 2011-02-21 03:16 | シチリア博物館&美術館
シチリア西部のお宝がいっぱい!州立ペポリ博物館(Museo Regionale Pepoli) その1 sanpo
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マドンナの教会に隣接するペポリ博物館は、かつて教会付属の修道院だった場所。入り口はこんな美しいキオストロ(回廊)に囲まれ、修道院好きの私としては既に気分が盛り上がる(笑)大観光都市ではないトラーパニ、そして旧市街中心地から徒歩30分という立地のせいか、いつもシーンと静まりかえるこの博物館、それがまた特別な空間なような気がしてならず、、、。Biglietteria(切符売り場)で6ユーロを払って入場します。

まずは回廊をゆっくりとお散歩、、、間から覗くお隣の教会の塔がとっても美しい。

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ペポリ博物館、ってカワイイ響きですが、展示されている作品の多くは昔この辺りを牛耳った「ペポリ伯爵」のコレクションだそうです。そういえば、この博物館がある通りもVia Conte Pepoli(ヴィア コンテ ペポリ)。昔の人は通りの名前まで自分の名前を付けちゃうのですね~。

さて、入り口を入るとまず1階部分、「彫刻の間」です。

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17世紀~18世紀にかけての作品が並びます。今は閉鎖されている教会にあった作品なども展示されていて、結構見ごたえあり。しかし、ここはまだ序の口。本格的に博物館は2階部分にあります。

こ~んな素晴らしい階段を登って、、、、↓

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この階段、本当に惚れ惚れです。お隣のマドンナがいる礼拝堂旧市街のジュスイティ教会と共に、私の中ではトラーパニ3大美しい彫刻のひとつにあげられています。(あくまでも個人的主観ですが・笑)赤とも朱とも、、、なんとも言えない色の大理石に白と黒の大理石の細工。本当にエレガント。修道院の中にある博物館は、展示作品のみならず建物も楽しめるのがポイントです♪

さて、いざ2階へ。

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この博物館の目玉作品の一つ。木の屏風に描かれたマリア様とキリスト像。

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マリア様とキリスト、どことなく表情がオリエンタル風?(笑)イタリア全土で恐ろしいほど多くのマリア様とキリストの絵が描かれていますが、地方や時代によって表情が違うのも面白いところ。

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キリストがオッパイ飲んでいます(笑)こちらは修復にかの有名なワイナリーDonna Fugata(ドンナ フガータ)がスポンサーとしてついたことで話題になりました。

さて、トラーパニの伝統工芸と言えば「珊瑚」。ここら辺では赤珊瑚がとれるらしく、珊瑚の細工が有名です。

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ひょ~~~っ!あまりの細かい珊瑚細工にため息。美し過ぎます。

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赤珊瑚でできた赤いキリスト。なんだか生生しい感じがするのですが、思わず目が釘付けになります。

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絵画も展示されています。ここはイタリア、やっぱり多くの宗教が展示されているのですが、私が気になるのはこれ。↓

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天使がいたりしますが、この絵は宗教画ではなく静物画に分類されていました。気になるのは手前にある割れたスイカだったりパカっと開いたざくろだったり、、、、。私の目には一見腐って開いたようにも見えました(笑)天使達が持っているお花も「きれい~♪」というよりやっぱりグチャって感じで。下のほうのお花も良く見ると下を向いています。鮮やかな色使いがとっても印象的な絵ですが、何かが腐敗していく、、、世の中が壊れていく、、、なんだかそんな不気味な印象を与える絵なんです。

トラーパニという小さな街にあるペポリ博物館ですが、意外と展示作品が多く。長くなってきたので続きは次回のエントリーで!


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by sicilia_trapani2 | 2011-02-19 19:44 | シチリア博物館&美術館
マヨルカ焼きの宝庫!カルタジローネ陶器博物館
先日ご紹介した陶器の街カルタジローネ

実は私、大の陶器好きでして、、、。イタリアにはファエンツァ(@エミリアロマーニャ)、モンテルーポ(@トスカーナ)、ヴィエトリ スル マーレ(@カンパーニャ)などなど、、、多くの陶器の街があるわけですが、そんな中でもやっぱり私が惹かれるのはシチリアのマヨルカ焼き。北の地方よりもザックリした感じの筆のタッチや色、ちょっとユーモラスな柄、そんなところにすっかり魅了されてしまった私です。

マヨルカ焼きは「マヨルカ島」を経由してやってきたのでそう呼ばれますが、もともとはイスラムの国からやってきたもの。スペインを支配していたイスラム人がアフリカからスペインのマヨルカ島を中継して地中海に輸出していたと言われています。シチリアは立地的に近かったので、イタリアの中でもいち早くマヨルカ焼きの文化が入ってきた土地の一つ。そしてそれぞれの街で色々な柄が生まれていったのです。ちなみに、シチリアにはいくつかの陶芸学校がかつてあったそうで。

■ カルタジローネ
■ サント ステファノ ディ カマストラ
■ エリチェ
■ トラーパニ(←驚き?)
■ シャッカ

各街の学校で、イスラムから渡ってきた柄を元に、デザインが生まれていき、それが現在「伝統柄」として受け継がれていっている訳です。

カルタジローネには昔の陶器を「これでもか!」というくらい展示している博物館があります。

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18世紀の作品です。この柄は「バロック柄」と呼ばれ、カルタジローネを代表する柄。実際、カルタジローネの街の陶器屋さんには青の羽のような柄であふれています。

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ちなみにこれもバロック柄。黄色やオレンジの色が入ると随分印象が違いますね~。

マヨルカ焼きの色はどれも天然ミネラルから抽出されているのですが、かつてはマンガンの「紫」と銅の「緑」くらいしかなかった色が、14世紀後半にはコバルトの「青」、アンチモンの「黄色」、酸化鉄の「オレンジ色」が加わりました。現在シチリアで見かける真っ赤な陶器は、現代の技術を重ね合わせて作り上げられた色です。

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ギョッ!なんですか、これ??

と、よく聞かれるこの頭。シチリアを旅した人なら、1回は目にしているのでは、、、??この頭(笑)実は、大真面目な伝説があるのです。

かつてのシチリア貴族の伝説です。ある貴族の娘は、彼女の家に仕える黒人の召使に恋をしてしまいました。召使も娘に恋をし、二人はひそかに愛し合うようになりました。娘にはいいなずけがいて、もうすぐ結婚する、、、という時に、娘の父親はこの事を知り、、、、召使の首を切ってしまいました(涙)娘は召使を愛するばかりに、彼の打ち首を自分の部屋の植木鉢の中に入れ、ずっと愛し続けました、、、。


涙なしでは聞けないこのお話。(ウソです・笑)まぁ、昔の貴族には家柄を守るために良くあったお話だそうです。

この陶器の頭は「Testa di Turco(テスタ ディ トゥルコ=トルコ人の頭)」と言われ、必ず頭の部分は穴が開いているのですが、それは貴族の娘が植木鉢に打ち首を入れておいたところから、こんな形になったそうです。しかしこれ、夜の暗いところで見たら結構怖いんですけど、、、(汗)

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昔の柄ってユーモラス(笑)ププッ。

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かと思えば、大真面目はこんな美しい陶器もあります。これは結構最近のものでしょうね~。古いところでは、

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これは紀元前のものでしょうね~。古代ギリシャでは陶器が盛んだったようで、シチリアにも多くの陶器が残っています。

さて、マヨルカ焼きも有名なカルタジローネですが、もう一つ有名なのが「陶器のプレゼピオ」。プレゼピオとはクリスマス前に教会や家に飾るキリスト誕生のシーンを再現したジオラマ(?)。カルタジローネでは、それを陶器で作ってしまったのです。

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ガラスケースに入っていたため相当反射して見難いですが、、、(汗)これはマリア様キリスト様がいますが、

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こんなプレゼピオの中のパーツだけもあります。これは博物館にある作品達ですが、カルタジローネの街中にもたくさんあります。

陶器の話をすると止まらなくなる私ですが、私の長年のお友達が日本でマヨルカ焼きの絵付けをしています。陶器のお話や彼女の作品など色々と綴られているので、陶器好きの方、是非ごらんくださいませ~。ココをクリック!
オリジナル陶器の受注生産も近々始めるそうですよ♪

いつか私が行きたいと思っているマヨルカ焼きの故郷で、アンダルシア、そしてポルトガル、、、。ブログを更新している間にまた熱が上がってきました!(笑)今年こそ、、、!と言いたいところですが、今年は既に行きたい場所が数箇所決まっているので、来年こそ!?あ~、世界広過ぎて行きたい所がたくさんあり過ぎて困ります、、、、。


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by sicilia_trapani2 | 2011-02-03 16:33 | シチリア博物館&美術館
紀元前の世界にタイムトリップ!カルタゴ遺跡の島、モツィア島へ!
マルサラの塩田近くから小船に揺られて約15分。そこには、紀元前8世紀に西地中海とイベリア半島を結ぶ交易の中継地点としてフェニキュア人が建設した街「Mozia(モツィア)」があります。モツィアは小さな島で、ここからは紀元前8世紀~3世紀ごろのカルタゴ(現在のチュニジア)の文明の足跡がたくさん発見されているのです。

では皆さんも一緒にタイムスリップの旅に出かけましょう!

まずは塩田の水路を通り抜け、、、。
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船はのんび~りのんび~り走り、出発して5分くらい経つと、前方に島が見えてきます!
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さて、到着!
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到着するとすぐに眼に入るのが、紀元前の遺跡後、、、。ここは本当に城壁があった場所らしい。現在も石が残っています。そしてオバケアロエが両サイドに広がる道を通り抜けると、モツィア島唯一のバールやここから発掘された遺跡が展示されるホイッタッカー博物館があります。博物館には歴史上、重要な意味を持つ出土品がたくさんありますが、その中でも有名なのがこれ!
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「Gioninetto di Mozia(モツィアの若者)」という紀元前5世紀ごろの大理石像。紀元前5世紀にはこういう人がカッコイイとされていたんでしょうね~。両腕がなくなっちゃっていますが、腰に手を当てるポーズなんかは今と同じ(笑)この像、正面から見ても素晴らしいですが、後ろに回ると、、、
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見てください、このお尻のあたりの曲線を!これが紀元前5世紀にあったテクニックかと思うと、昔の人の文明にただただ驚くばかりです。

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その他、絵付けのされた陶器、アクセサリー、家の一部、などなど、展示物は狭い空間にコレでもか!というくらい並んでいます。そして全て紀元前のもの、、、、(汗)↑上の写真左下は「笑い仮面」と言って、かつては魔よけの役目を果たしていたそうです。シチリアの陶器屋さんにはこの笑い仮面にレモンや太陽が絵付けされたファニーな焼き物がたくさん並んでいます。

博物館でじっくりと出土品を見た後は、かつてのモツィアの街を実際に歩いてみよう!博物館には地図があるので、それを片手に紀元前の足跡をたどりましょう。(残念ながら日本語の地図はありませんでした)

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博物館のすぐ近く、Casa dei Mozaici(モザイクの家)。ここには家があったらしく床には白と黒の小さな石で作ったモザイクがあったそうです。

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島の中にはブドウや、、、、
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オリーブが栽培されていて、マイナスイオンがガンガン出ている、、、気がします(笑)しかし、この日は暑かった!島の入り口にバールが一軒ある他、お店などは存在していないので、必ずミニペットボトルを持って島を散策してください。そして日焼け止め&サングラスはお忘れなく!

さて、ブドウ畑の中をずんずん歩くこと約20分。島の反対側に出ました。ここはTofet(トフェット)というかつて神が祀られていた場所らしいです。紀元前8世紀~紀元前4世紀にかけてのお話だそうです。

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遺跡も面白いですが、真っ青な空、真っ青な海、、、風景も素敵です♪ 紀元前のフェニキュア人達もこんな美しい風景をみながら生活していたんでしょうね~。(どんどん妄想が膨らむ!)

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ここは結構保存状態良く、土台の部分が残っていましたが、、、なんの跡だか忘れちゃいました!

モツィア島はゆっくり回っても3時間くらいで周ることができます。小船は塩田近くの2箇所から出ていて、往復で9ユーロ。そして入島料として9ユーロがかかります。(2010年6月現在)モツィア島一帯は自然保護区になっているため、珍しい植物や鳥もいるそうですよ。

モツィア島、今までに何回も行っているのですが、、、実はこうして島を全部回ったのは今回が初めて!今まで「何にもない、、、、」と思っていたこの島ですが、意外と見所がありました。とっても興味深く、散策も楽しいのですが、、、7月~8月に訪れる方は干からびないよう気をつけてください、、、。
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by sicilia_trapani2 | 2010-06-21 01:51 | シチリア博物館&美術館