来週の日曜日にパスクワ(復活祭)を控えて、今日から「パスクワ週間」が始まりました。
パスクワの1週間前の日曜日は「Domenica delle Palme=ドメニカ デッレ パルメ(日本語では「受難の主日/枝の主日」と呼ばれるそうです。)」と呼ばれています。この日はキリストがイエルサレムに入城した日と言われ、イエルサレムの人々がナツメヤシの枝を手に持って振りながらキリストを歓迎した、、、という事に由来しています。トラーパニでは椰子の葉を使って作った細工や、きちんと包装された平和のシンボルでもあるオリーブの木の枝が街のあちらこちらで売られています。1つ3ユーロくらいですが、皆さんたくさん買いこんでいて、、、きっと今日の日曜日ランチで子供達に配るのでしょうね。
今日は、イタリア中あちらこちらで、椰子やオリーブの木を手に持った行進が行われているはずです。パスクワを盛大に祝うトラーパニも、もちろん。街をプラプラしていたら新市街のほうでトラーパニのマドンナがいる教会に向かって行進、そして旧市街ではカテドラーレに向かう行進、2つの行進に出くわしました。
そしてすごいのがその行進に参加する人々!
もちろん手には椰子やオリーブの枝を持っています。南に下るほど信仰心が強い、、、多分本当だと思います。この人達、普通の市民ですから。
トラーパニはパスクワを盛大に祝う事は毎年私のブログに書いていますが、街には既にカメラを構えた観光客がたっくさん!この時期だけは私もジーっと見られずに堂々と写真撮影を楽しむことができます(笑)
さて、今週は忙しい1週間になるぞ!